第二回サポーター大会

 当日は梅雨時につきものの雨模様が懸念されましたが、スタッフの気迫が通じた のか曇り空ながら薄日の差す天候となりました。
 前回とは会場を変え、東京・渋谷の伊藤塾での 開催です。駅から会場まで「一人一票実現国民 会議」ののぼりを持ったスタッフが道案内に立 ち、雰囲気を盛り上げます。 開始時間間際に入場される方が多く、10 分遅れ て14:40、前回同様に司会の馬場錬成東京理科 大教授による開会宣言がなされ、第2回サポー ター大会が始まりました。
第1 部【総会】
第1 部【総会】は、前半と後半の2 部構成、内容も盛りだくさんです。
 前半は、久保利弁護士の開会のご挨拶に引き続 き、升永弁護士から、改めてこの運動の目的 (【1】「自分の選挙権が“清き0.7 票” である」と いう情報(即ち、「自分が裸の王様である」とい う情報)を伝えること、【2】「誰が一人一票に反 対の裁判官なのか?」という情報を伝えること、 【3】「最高裁判所裁判官国民審査は、参政権であ る」という情報を伝えること)をお話しいただき ました。
 続いて、Yahoo! 政治プロデューサー 川邊健太郎様から「Yahoo! みんなの政治」 上で現在実施中の政治アンケートの中間報告をいただきました。78% の回答者が、 自分の1票の価値を「1 票」であるべきと考えている、との報告でした。
 次に当国民会議発起人のお一人であるライフネット生命保険( 株) の出口治明社長 が、参加者の皆様にサポーター大会会場の様子をTwitter(ツイッター)で流すこ とを呼びかけます。早速会場の多くの方々がその場でツイートし、全国に向かって ダイレクトにサポーター大会の模様が伝えられました。サポーター一人ひとりが少 しでも行動することで運動が広がることを肌で感じることができた瞬間だったと思い ます。
 前半最後は、運動のこれからの道筋をロードマップとして田上運営委員がお話しま した。この運動は、現在、まだ初期段階です。まずは、「知ってもらう」ことから始 めます。サポーター個人の呼びかけによるサポーター登録、ネット投票の推進など に加えて、選挙無効訴訟での上告理由書を多くの方に読んでいただき、この問題に ついての理解を深めることも運動の大きな核として位置づけようと提案されました。
 盛りだくさんな前半を終え、休憩を挟んで後半です。 後半は伊藤真事務局長がご挨拶をして、サポーター 活動の報告に移りました。まずは、弁護士の方々 から弁護士有志が各地で行っている選挙無効訴訟 についての解説がありました。続いてはサポーター 有志企画の活動報告です。
 サポーター有志企画の「東京・新橋SL 広場でのイベント報告」(5/28、6/18 の2 回開催)は、既に当国民会議ホームページでもご紹介させていただいておりました が、発表者のサポーターの方には、さらに沢山の写真をご用意いただき、楽しそう な活動風景をご紹介いただきました。この企画は、報道5 社からの取材も受け、 平成22 年7 月6 日付日経朝刊(35 面)では、イベント参加サポーターの写真が 大きく掲載されました。また、このサポーターの方は、プチ企画として、5 月の連 休の半日を利用して、家族で0.6 票君T シャツを着て皇居マラソン会も実行されて いました。
 続いて行われたフリーディスカッションでは、「1 月1 日を一人一票の日制定しては どうか」といったご意見など様々な意見が上がりました。また、「一般サポーターの 活動報告にもっと長い時間を割いていただきたかった」という意見は、会場の多く の方が共感するものでした。進行時間の調整がうまく行かず、この運動の一番重要 であるはずのサポーター報告の時間が短くなってしまったことは、今回の反省点で す。今後はこのようなことがないよう、十分に注意をしてまいります。 このようなご意見は、様々なサポーター企画をヒントとして、各サポーター自らが、 いろいろな企画をしてみようという意気込みの現れであるという心強いものでもあり ます。次回のサポーター大会に期待が持てます。
 今回も、前回に引き続き開催時間が足りない状況でしたが、一旦第1部を終了し、 語りきれない部分は第2 部の懇談会に持ち越しました。
第2 部【懇親会】
 軽食と飲み物を交えた懇談会は、第1 部の熱気 をそのままに盛り上がりました。 ホームページに掲載した「今度の参院選は、 「0.6 票君T シャツ」を着て投票に行こう!」キャ ンペーン (http://www.ippyo.org/supporter.html)は、 懇親会中にサポーターから提案があったもので す。
(懇親会場の再現)
  • サポーター 「すみませ〜ん。こちらの方からご提案がありま す。」
  • 提案サポーター 「身近にできることからやりましょうということで、 今度の選挙は、0.6 票君シャツを着て投票に行くの はどうでしょ う!?私は、投票箱改めをするため に、 毎回朝一で投票 しています。」
  • サポーター 「投票箱改ってなんですか?」
  • 提案サポーター 「投票所では、一番目の投票者が、投票箱になにも 入っていないことを確認する投票箱改めという役目 があるんですよ。その役目にこだわりがある人もい まして、並ぶ んですよ、朝5時からとか・・・。」
  • サポーター 「とにかく、0.6 票君T シャツを着て投票に行きまし ょう!」
  • 提案サポーター 「賛〜成〜!!」
 一人ひとりの活動が大きな流れを作ります。日曜日は、0.6 票君Tシャツを着て投 票に出かけましょう。
 皆様のご協力と「一人一票を実現したい」という熱い思いで実現した第2 回サポー ター大会。手ごたえと次への課題の両方を実感した1日でした。 この運動は、全てボランティア・サポーターによるものです。サポーター大会開催 に際し、ご協力いただきました全てサポーターの皆様に、この場を借りて厚く御礼 申し上げますとともに、今後も変わらぬご支援をお願い申し上げます。

一人一票を実現しましょう。
 100 人、1000 人の人が0.6 票君T シャツを着て街を歩けば、マスコミも社会現 象として注目します。皆様も「0.6 票君T シャツを着て街を歩こう!」キャンペー ンにご参加下さい。
 0.6 票君T シャツを着た見知らぬ人同士が、街ですれ違ったら素晴らしいです!!